Fire TV Stick 4K にKodiをインストールしてISOファイルも再生できるDLNAクライアント化する

投稿者: | 2019年7月18日

Kodi19.0に対応した記事を書きました。
最新版を導入する場合は、以下の記事を参照ください。

www.hi-song.jp

この手順はFire TV Stick のみで完結できる手順で、NASやPCの共有フォルダなんかは使わないです。
なので、以前に比べれば大分導入し易くなってる!

Amazonプライムデーで、Fire TV Stick 4K がいつもの値引き額を大幅に上回る2500円引きの4480円で売っていたので、購入した。

早速、Fire TV Stick 4K にKodiを導入してISOも再生できるDLNAクライアント化したので、手順をまとめた。
当然 Fire TV Stickでも同様の手順で導入できる。
Fire TV Stick 4K 導入前に、今まで使用していた手持ちの Fire TV Stick で試したので間違いない。

Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

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  • 発売日: 2019/01/23
  • メディア: エレクトロニクス

1.Kodi 最新版の入手先URLの確認

最新版は18.3のようだ。
Fire TV Stick に導入できるのは、Androidの32bit版。
f:id:infrase:20190718230007j:plain
apkファイル入手先のアドレスを確認する。
バージョンが変わっていなければ以下のアドレスのはずだ。
http://mirrors.kodi.tv/releases/android/arm/kodi-18.3-Leia-armeabi-v7a.apk
後でダウンロードする際に必要になる。
上記だと入力が面倒なので、入力が楽になるように短縮URLを作っておいた。→ 【http://bit.do/eZ93e

2.Fire TV Stick の設定を変更する

不明なソースからのアプリのインストールを許可する必要がある。

  • 上部メインメニューから「設定」を選択する。
    f:id:infrase:20190718230303j:plain

  • 「My Fire TV」 を選択する。
    f:id:infrase:20190718230342j:plain

  • 「開発者オプション」を選択する。
    f:id:infrase:20190718230519j:plain

  • 「不明ソースからのアプリ」を選択する。
    f:id:infrase:20190718230600j:plain

  • 「オン」を選択する。
    f:id:infrase:20190718230707j:plain

  • 「不明ソースからのアプリ」が「オン」になったことを確認する。
    f:id:infrase:20190718230908j:plain

以前は、apkファイルを一旦PCでダウンロードして、Fire TV Stickからアクセスできるように設定した共有フォルダに配置して、Fire TV Stick にてESファイルエクスプローラで取得して~っていう別PCが無ければできない方法を使用していたが、Fire TV Stick 単体で完結できる方法が判明したので、今回はその手順を以降で解説する。

3.Fire TV Stick に Downloader を導入する。

Fire TV Stick 単独でapkファイルを入手することができるアプリである「Downloader」を導入する。

  • メイン画面の上部メニューから、一番左側の虫眼鏡アイコンの検索画面を表示し、「DOWNLOADER」と入力する。
    f:id:infrase:20190718231517j:plain

  • 「Downloader」という以下のアプリが表示されるので、インストールを行う。
    f:id:infrase:20190718231711j:plain
    f:id:infrase:20190718231725j:plain

4.Downloader を使用して Kodi をダウンロード&インストールする。

1.で確認した以下のいずれかのURLを入力してapkファイルのダウンロード&インストールを行う。
http://mirrors.kodi.tv/releases/android/arm/kodi-18.3-Leia-armeabi-v7a.apk
http://bit.do/eZ93e

  • 「Downloader」を起動する。
    起動すると、アクセス権の許可を求められるので、「許可」を選択する。
    f:id:infrase:20190718232057j:plain

  • 「Quick Start Guide」が表示されるので「OK」を押下する。
    f:id:infrase:20190718232538j:plain

  • メイン画面でURLを入力する欄が表示されるので、短縮URLhttp://bit.do/eZ93e」を入力して「GO」を選択する。
    ※もちろん、短縮じゃない正規のURLでもよいです。
    f:id:infrase:20190718232504j:plain
    f:id:infrase:20190718232516j:plain

  • apkファイルのダウンロードが始まるので、ダウンロードが完了するまで待つ。
    ※ダウンロードが開始されずエラーが表示される場合があるが、何回かリトライするとうまくいくことがある。
    自分の場合は3回目でようやく開始された。
    また途中で1回接続が切れた旨のエラーも表示されたが、最終的に4回目でダウンロードが完了した。

    f:id:infrase:20190718233238j:plain

  • ダウンロードが完了すると、自動的にKodi のインストール続行画面(文字は表示されない)が表示されるので、「インストール」を選択する。
    f:id:infrase:20190718233422j:plain

  • 少し待つとKodiのインストールが完了するので「完了」を選択する。
    ※完了画面でそのまま「開く」を選択して、Kodiを起動してもよいと思う
    f:id:infrase:20190718233822j:plain
    完了を選択した後は、ホームボタンなどで「Downloader」アプリを終了するでよい。

  • リモコンのホームボタンを長押しし、アプリの一覧画面を呼び出し、「Kodi」を起動する。
    f:id:infrase:20190718234002j:plain
    f:id:infrase:20190718234016j:plain

5.Kodi を日本語化する

Kodi は起動直後は、英語版になっている。
設定で日本語化できるので、日本語化を行うことをお勧めする。
まあどうしても日本語にならない項目とかはあるのだけれども。

  • 初回起動時は、アクセス権の許可を求められるので、「許可」を選択する。
    f:id:infrase:20190718234554j:plain

  • メインメニューから歯車のアイコンを選択する。
    f:id:infrase:20190718234445j:plain

  • Interface を選択する。
    f:id:infrase:20190718234636j:plain

  • skin セクションの Font を「Arial based」に変更する。
    これを先に行わないと、日本語化した際にフォントが日本語対応していないせいで、日本語文字が文字化けを起こす
    f:id:infrase:20190718234729j:plain
    f:id:infrase:20190718234743j:plain

  • Regional セクションの Language を「Japanese」に変更する。
    f:id:infrase:20190718234956j:plain
    f:id:infrase:20190718235006j:plain

  • 画面が日本語化されたことを確認する。
    f:id:infrase:20190718235100j:plain

以上でNASやPCでファイル共有を行わずに、Fire TV Stick 単体で Kodi を導入する手順が完了。

あとは、KodiからNASなり他PCの共有フォルダなりにメディアファイルを配置しておき、メディアファイルにアクセスすれば、立派なDLNAクライアントの出来上がりだ!!

Kodiは、ISOファイルを別途マウントなしで再生できるが、万能ではなく、
たまに再生できないISOも存在することがある。原因は不明。

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